自由設計の「失敗メモ」をまとめました。
自由設計や注文住宅など間取りを自由に決められる自由設計が流行っています。価格も建売と大きく変わらない場合もあります。ただ、自分で設計できる半面、実際に家が出来上がってみると・・・「あれ?イメージと違う!」後で後悔をしないために、注文住宅・自由設計にすると決めたら、まずはこれだけは見ておけば良いと思うことをまとめました。
失敗ジャンルをお選びください <メインはこちら>
【トイレ・キッチン・風呂・洗面所・パントリー・洗濯室】 |
・ | トイレに窓をつくらない、という割り切りで快適に |
昔は、トイレは家の外壁に面し、窓が必須…と思われていましたが、最近では、逆に、窓を作らないという家も増えてきてます。
トイレには電動ファンを設置することが一般的なので、においもこもりません。また最近のトイレは「乾式」なので、においもあまり出ません。
トイレに窓を作らないことで、トイレが寒くなく・暑くない快適な空間にすることができます。窓のコストもかかりません。
夜のトイレのちょっとした怖さもと軽減できるかも。
窓を作らないことで、その場所に棚や収納もつくることができます。壁に半分埋め込み型の収納などの活用で、トイレをすっきり見せることもできます。
また、窓近くでない場所にトイレを設置する事もできます。
・ | トイレは掃除しやすい形状のトイレを |
トイレは掃除をすることを想像して形状を決めましょう。
入り込んだ形状だったり、掃除時に手を入れるスペースが少ない、隙間を拭きにくい形状のトイレは掃除が大変です。
ちょっと追加料金になっても、「清掃がしやすい形状」をPRしているタイプのトイレを選ぶことがおすすめです。
・ | トイレのファンは「シャッター付き」を! |
⇒ポイント
●トイレの換気扇は必ず「シャッター付」をリクエストしましょう。千円程度値あがるだけです。
●さらにトイレを家の内側に設置すると、風が逆流してきません
トイレの換気扇がそのまますぐ外壁につながっている場合、冬場は外から冷たい風が逆流してくることがあります。
冬場、冷気が換気扇を逆流してトイレに入ってきます。その場合、トイレを家の内側に設計することで、直接外気がトイレに流れ込んでくることがすくなくなり、寒いトイレになりません。トイレのにおいは、換気扇から強制排出されるため、トイレを家の内側に設置しても、においはこもりません。
また、トイレの換気扇では、リクエストしないと、シャッターのないタイプになる可能性があります。シャッター有りと無しタイプでは、値段は数千円しか違いません。外気が入ってこないようにするためにも「シャッター付き」トイレがおすすめです。
・ | トイレの間取りは1365x910mmサイズで充分 |
限られたスペースをできるだけ効率的に使いたい・・・という場合、少し狭いようにおもいますが、トイレは1365x910mmサイズで充分なのです。トイレを狭くすることで空いた空間はパントリーや棚、掃除機置き場などに活用できます。
1365x910mmサイズのトイレ
ちょっとした収納スペースを確保できます。
階段の下をトイレにすることでスペースの有効活用ができます。
・ | トイレの照明は40W相当で充分&オート照明も便利 |
トイレは狭い空間のため、40W相当のLEDライト1つでも十分の明るさを確保できます。
照明を切り忘れる場合が多いならば、自動で点灯・消灯するセンサーを内蔵した照明を選択すると便利です。
・ | トイレの「埋め込み型収納」を活用しよう |
トイレの壁に埋め込めるタイプの収納は、空間を効率的に利用できます。収納の戸は木目調になっているなど、デザイン性も意識した収納もあります。大抵はトイレのメーカーのオプションにラインナップがあります。追加料金は1万円もしませんので、おすすめです。
・ | トイレの床シートは高機能タイプがおすすめ |
トイレの床シートの素材は、消臭効果が高く、抗菌性、防カビ性、水に強い素材など、高機能タイプがおすすめです。
・ | ゴミ箱の空間を忘れずに |
キッチンでは、料理などで生ごみやトレーなどのゴミが出ます。そのため、比較的大きめのゴミ箱があると便利です。
近くに大型のゴミ箱用のスペースとして30センチ程度は確保しておくと便利です。
なお、システムキッチンの横に空間を作る場合、側面用の素材費用が別途必要となります。
・ | 使いやすい場所にポット・電動ミキサーなどのコンセントを |
キッチンで使用する電気器具は多くあります。目の高さ当たりの使いやすい場所にコンセントを設置すると便利です。
・ | 給湯器と蛇口の距離には気を付けて |
給湯器から遠い場所に蛇口があると、なかなかお湯が出ないのです。
できるだけ蛇口との距離を短くなるように設計しましょう。
・ | 断熱・保温の浴槽は必須 |
最近のお風呂は、断熱効果が優れています。お風呂本体とお風呂の蓋に断熱素材が使われているため保温されます。
夜沸かしたお風呂のお湯が、翌朝でも暖かく保てます。
快適だけでなく、追い炊きが軽減できるなど、コストメリットも大きいので、是非、断熱・保温浴槽にしておきましょう。
・ | 雨の日・花粉の時期にも使える洗濯スペースを |
雨の日や花粉の季節、外に洗濯物を干せないと、家の中が洗濯物だらけになってしまうことも。
お風呂で洗濯物が乾かせるようになっている場合が多くありますが、それ以外に、普段から家の中で洗濯が干せるような空間を作っておくとよいでしょう。
例えば洗濯機をおいているスペースに+3畳程度の空間を作ってみましょう。かなり生活が快適になります。
その空間には、扇風機を天井に取り付けるなど、風を送る設備をつけておくと良いでしょう。
またアイロンなどの作業テーブルや選択物干し設備もつけておきましょう。電源も忘れずに!
そのまま洗濯物を収納できるタンスなどもおいておくと、洗濯・物干し・収納が同じ空間でできます。
●洗濯が干せる、服を収納できる、アイロンがかけられる「洗濯物スペース」をつくってみましょう。 |
イラスト:素材good(https://sozai-good.com)
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