自由設計の「失敗メモ」をまとめました。
自由設計や注文住宅など間取りを自由に決められる自由設計が流行っています。価格も建売と大きく変わらない場合もあります。ただ、自分で設計できる半面、実際に家が出来上がってみると・・・「あれ?イメージと違う!」後で後悔をしないために、注文住宅・自由設計にすると決めたら、まずはこれだけは見ておけば良いと思うことをまとめました。
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【屋根】 |
・ | 屋根の勾配 |
ソーラパネルをつける場合は、切妻形状で南向き面が広くなるような屋根を設計します。
ソーラーパネルは、標準的な傾斜(4寸勾配(3〜5寸勾配))を想定して設計されているので、屋根はその勾配にしておいた方が、何かにつけて無難です。
3寸勾配未満は、緩勾配(かんこうばい)と言って、瓦屋根の場合、あまり使われません。ただし、緩勾配に対応が明記されていれば使用できます。(セラマウントでは、2.5寸勾配に対応した瓦もあります)
ただし、勾配が緩いと雨漏りのリスクが高まるので注意が必要です。
逆に、6寸勾配以上は急勾配(急こう配)と言います。雨はさーっと流れるので雨漏りリスクは少ないですが、足場が必要になったり、工事に危険が伴うため、費用面で影響があります。また屋根の面積が大きくなるのでコストアップにもなります。
・ | 屋根の素材は少し良いものを選ぶ方が良い |
屋根の種類は大きく4種類に分かれます。もし、予算に余裕があれば瓦(できれば軽量瓦)がおすすめです。
分類 | タイプ | 特徴 |
瓦など(粘土系) | 和瓦・洋瓦 | 耐久性が抜群に良い。60年程度は持つ。 重いのがデメリット。軽量瓦であればよい。 高価だが、予算に余裕があればこれを選びたい。 |
セメント系 | 洋瓦など | 耐久性が良い。40年程度は持つ。 瓦とスレートの間。 |
スレート系 | 洋風スレート | 耐久性瓦より劣るので、色あせてきたり傷んでくるので15〜25年程度でメンテナンスが必要。 コケなどが生えることもある。雨漏りのリスクも若干あり。 |
金属系 | ガルバリウム鋼板 | 耐久性は30年程度。 夏は暑く、冬は寒い。雨の音が聞こえることもある。 軽いので耐震性は良い。 |
イラスト:素材good(https://sozai-good.com)
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