【生駒山ハイキング集】その1:枚岡駅・額田駅から枚岡公園を経て生駒山上(遊園地)までのハイキングコース(2023.3)


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大阪府と奈良県の府県境にある生駒山は、お手軽にハイキングができるコースがあります。

生駒山上へは、大阪方面からは、近鉄枚岡駅、額田駅、石切駅からのコース、奈良からは、生駒駅から(途中の生駒ケーブル宝山寺駅から)のコースがあります。

とは言いつつ、意外とどんなルートで行けるかが分かりにくいので整理しました。

本ページでは、ハイキングコースとして整備されており、比較的景色が楽しめる近鉄枚岡駅または近鉄額田駅から枚岡公園を抜けて「摂河泉展望コース」を経由して生駒山上へ向かうコースをご案内します。

⇒【生駒山コースその2】近鉄額田駅から「長尾の滝」を経由して生駒山上へ行くコース(2023.3)

⇒【生駒山コースその3】車でアクセス!らくらく登山道で景色を楽しむコース(2023.6)

 

近鉄枚岡駅or額田駅から生駒山上へは「摂河泉展望コース」がメジャー

近鉄枚岡駅または額田駅から生駒山上まで向かうハイキングコースは「摂河泉展望コース」です。

このコースの他に、額田から舗装された狭い道路を進んでいく「長尾の滝」を経由するコースがあります。ただ、ハイキングを楽しむならば、休憩スポットや展望台もあって、コースも整備されている「摂河泉展望コース」 の方がお勧めです。

摂河泉展望コースは以下の地図では「橙色のルート」で示しています。なお「摂河泉展望コース」は「双子塚」 という地点から始まります。「双子塚」までは枚岡公園を抜けていきます。ただ、公園と言っても山道(きれいに整備された道)です。 案内標識や地図を見ながら進ましょう。

ハイキングコースマップ

各方面からハイキングコースのマップが提供されています。

枚岡公園の地図(一般財団法人大阪府公園協会)[PDF]

近鉄のてくてくマップ(摂河泉展望コース)

府民の森マップ(4園地の総合マップ)

府民の森マップ(なるかわ園地マップ)

らくらく登山道の案内図

 

枚岡駅 or 額田駅から「摂河泉展望コース」で生駒山上へ

と、いうわけで、枚岡駅または額田駅から生駒山上まで、写真でご紹介します。

写真はいろいろな時期に撮影した写真が混在していますので、ご容赦ください。

枚岡駅出発する場合

近鉄枚岡駅(ひらおか)からスタートしてみましょう。

まずは枚岡神社へ向かいます。

大阪方面から来た場合は、地下道をくぐって、神社の方に行きます。

駅の真正面に枚岡神社があります。

まずはお参りしましょう。

神社の入り口を左手に進むと、坂道が始まります。神社の左側の坂道を進んでいきます。

坂道を進んでいきます。神社の社務所を右手に見ながら進んでいきます。

「椋ヶ根橋(くらがね橋)」または「豊浦橋」を目指しましょう。

ここでは、「椋ヶ根橋(くらがね橋)」に向かいます。

この地図はあまりにもざっくりとしていて、周辺道路ばかり書かれていて、山歩き・ハイキングの参考にはほぼなりません。

更に、奈良県と書かれている所は、湖の様になっています。奈良県水没?!と思わず突っ込みたくなる案内図です。

少し進むと「椋ヶ根橋(くらがね橋)」が見えます。

トイレもあります。

こちらが 「椋ヶ根橋(くらがね橋)」です

「椋ヶ根橋(くらがね橋)」を渡ると国道308号線です。このあたりは、ちょうど谷になっており、川が流れています。川に入るとサワガニが見つかるかもしれません。

国道308号線を交差して、再び枚岡公園に入ります。

公園の案内図をみながら「双子塚」を目指していきましょう。そうすると「摂河泉展望コース」に入ります。

余談ですが「摂河泉展望コース」は見ての通り、摂津、河内、和泉、そう大阪の旧国名の頭文字を取っており、摂津から河内、和泉まで展望できるというのが由来のようです。

額田駅から出発する場合

額田駅(ぬかた)は、枚岡駅(ひらおか)の1つ隣の駅です。枚岡公園の北側エリアへは、額田駅からが少し近い感じです。

枚岡駅よりも更に標高が高い場所にあります。

空が近くに見えますね。

駅前から早速坂道です。

振り返れば大阪が一望できます。

枚岡駅とは違い、駅前には住宅が広がっています。

坂を進みます。

途中、生駒山上への案内がありますが、こちらは「長尾の滝ルート」です。長尾の滝ルートは、狭い道路が続いていくコースで途中には休憩する所はあまりありません。ハイキングを楽しむならば 、枚岡公園を経由した「摂河泉展望コース」がお勧めです。

◆要注意看板です。生駒山上と書かれていますが・・・。

この看板の 矢印の方に向かうと「長尾の滝ルート」となります。

なお「長尾の滝ルート」は川に沿って進むので、少し薄暗く涼しい感じはあります。また「長尾の滝」から「摂河泉 展望コース」へつながる道はそこそこの山道で、途中木が倒れていたりとで、きれいに整備されている他のハイキングコースとはちょっと違いますので、ご注意を。

右に曲がって、お寺「重願寺」の前を進んでいくと、枚岡公園の入り口(額田側)です。

ちなみに、この付近にはいろいろな遊具があります。

子供さんがいる場合は、生駒山上まで行かずとも、ここで遊んでも楽しいでしょう。

大阪中心部のビル街が見えます。

ここは森のおもちゃ箱、というエリアです。

きれいなトイレもあります

斜面を活用した滑り台も充実しています。

いろいろあります。

枚岡公園では、いろいろな道があります。

生駒山上に向かうためには、地図を見ながら「双子塚」を目指していきましょう。

「双子塚」へは、「中展望台」または「額田展望台」を経由します。

なので、どちらかの展望台を目指して進みましょう。

「双子塚」から「摂河泉展望コース」で生駒山上遊園地へ

「摂河泉展望コース」は基本的にずーっと上り坂です。また生駒山上に向かうと少し坂が急になってきます。

「双子塚」から生駒山上方面に向けて、山道を進んでいきます。

ポイント「長尾の滝方面からの合流」

進んでいくと、長尾の滝方面(長尾の滝ルート)からの合流ポイントがあります。

なお、長尾の滝方面から来る道は、山道という感じです。

ここは枚岡駅から2.5Km地点です。生駒山上まであと1.7kmです。

暗峠方面の道もあります。

この辺りから、府民の森に入っていきます。

ポイント「たくさんの分岐点があるトンネル2」

「トンネル2」と書かれた地点では、ジャンクションのようなハイキング道の分岐点があります。

見ての通り、たくさんの行先標識があります。

ちなみに、ここから生駒山上駅まで1.4kmです。

あじさい園や府民の森なるかわ園地など、ここから分岐して進めます。

ここでは、府民の森の管理道路(通常は車は走らない、舗装された道路)が通っています。

生駒山上へ向かいます

生駒山上方面へ進みます。

ぐいぐいと坂道を上っていきます。

生駒山上まで800m! もうすぐですね!

電波塔が見えてきます

ポイント「トンネル1」

たくさんの分岐点の所にあった地図に表示されていた「トンネル1」です。

このトンネルを過ぎると、もうすぐゴールです

このトンネルの上は、信貴生駒スカイラインです。

あとは階段を上っていくと、ゴールです。

生駒山上エリアに到着

「摂河泉展望コース」のゴール、生駒山上エリアに到着です!

ここから、暗峠近道という別のコースにも行くことができるようです。

昔は「辻小谷コース」は信貴生駒スカイラインを通って生駒山上に向かっていたのですが、信貴生駒スカイラインの所が通行禁止になっていますね。

生駒山上には各局のテレビの電波塔が設置されています。

ずーっと進んでいくと・・・

テレビ局の施設の横を通っていきます。

そして生駒山上遊園地へ

いままでのハイキング道の山道が嘘みたいに、人でにぎわう遊園地に突入します。

生駒山上遊園地は入場無料なので、山登りのあと、遊園地で遊んで帰ることもできます。

頑張って山上まで歩いたご褒美です!折角なので遊園地で楽しみましょう!!

あの有名な「MUSIC EXPRESS♪」

土日祝は結構にぎわいます。

ゲームコーナーや乗り物もたくさんあります。

昔からあるミニSL。

いろいろなアトラクションもあります。

そしてあの有名な飛行塔もあります。

帰りはケーブルカーで楽々下山

頑張ってハイキングで山登りをしたので、帰りはケーブルカーでゆったり下山。

繁忙期は10分間隔で運行されます。

2つのケーブルカーを乗りついで下山してきます。

ケーブルカーの山上駅側。線路はかなりの斜面です。

宝山寺駅でケーブルカーからケーブルカーに乗り換えます。

そして鳥居前駅に到着。生駒駅まではショッピングビルでつながっています。

生駒駅から大阪方面への帰路

生駒駅に到着すると、大阪メトロの車両見えます。いきなり都会に戻ってきた感じですね。

近鉄奈良線から見える大阪の景色です。

まるで空を飛ぶ電車。なかなかの爽快感です。

生駒山上へのハイキングは、あまり運動をしていない人や、山登り初心者にはそこそこハードです。無理の無いようにがんばりましょう!

初めての時は、枚岡公園の展望台をめぐるだけでも、いいかもしれないですね!

 

※最新の写真は2023/3/19 です。その他過去の写真も使用しています。

 


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