【大阪エリア鉄道新線計画】2024年度開業!北港テクノポート線(コスモスクエア〜夢洲駅)


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大阪エリアでは2019年に「おおさか東線の全線開業」という大規模な鉄道新線開業、そしてうめきた新駅こと「大阪駅(地下ホーム)」の開業がありましたが、その後も2025年の大阪関西万博などに関連して、鉄道新線・新駅開業の計画があります。

北港テクノポート線(コスモスクエア〜夢洲駅)

大阪関西万博に間に合うように開業予定

2025年春、夢洲で開催される「大阪関西万博」の会場へのアクセスのために開業する新線です。 そのため、大阪関西万博に間に合わせるように2024年度中に開業される予定となっています。

夢洲は島なので、アクセス路線は海底トンネルで作られます。

この 難関となる海底トンネルは、既に2009年に沈埋トンネルである「夢咲トンネル」の道路部分とともに鉄道が運行できるスペースが設置 されており、後は夢洲での駅までのアクセストンネルと駅を建設するという状態となっていました。

久々登場!「大阪港トランスポートシステム」

このコスモスクエア〜夢洲駅間は、大阪メトロではなく「大阪港トランスポートシステム」が鉄道事業者となります。

懐かしいと思った人もいるのではないでしょうか。

1997年から2005年の間、大阪港〜コスモスクエア〜中ふ頭間で鉄道を運行していた大阪港トランスポートシステム、いわゆるOTS線です。運賃が高かったので、南港へはあえて四つ橋線とニュートラムで行った人も多かったのではないでしょうか。当時、青い色のOTS線が保有している車両が運行されていました。

開業すると 運行は、大阪メトロ中央線・近鉄けいはんな線と相互直通となり、実質、大阪メトロと一体的に運行されると想定されます。

また近鉄奈良線からの複数の集電方式に対応した電車が、夢洲まで直通運転される可能性もあります。ひょっとすると名古屋方面から大和八木・大和西大寺を通って、東生駒付近からけいはんな線に入って、夢洲まで直通運転、なんて電車も登場するかもしれませんね。

なお、大阪港〜コスモスクエア・トレードセンター前〜中ふ頭間のOTS線のように加算運賃などが設定されるのでは、と想定されます。(万博特需で、建設費用の回収が進めばよいですね)

ちなみに、今回建設されるのは北港テクノポート線の「南ルート」となります。USJ付近から、舞洲を通って夢洲に至る「北ルート」の計画もありますが、凍結されています。

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