大阪エリアでは2019年に「おおさか東線の全線開業」という大規模な鉄道新線開業、そしてうめきた新駅こと「大阪駅(地下ホーム)」の開業がありましたが、その後も2025年の大阪関西万博などに関連して、鉄道新線・新駅開業 が続々と予定されています。
阪急新大阪連絡船の想定コースマップです。 うめきた2期開発で高層の建物の建設も予定されているため、JR西日本の大阪駅からどのように分岐して、どのようなルートをたどるかが気になります。
うめきたエリアのすぐ北にある淀川をどのように超えていくのか、気になるところですが、阪急・新大阪連絡線では淀川の川の下をトンネルで越えていく計画となっています。
そうなると、JR大阪駅(うめきた)駅から、構想の建物を避けるルートで、更に地下に潜っていくことになると想定されます。
淀川を地下トンネルで越えていくとなると、そのまま十三駅も地下駅になることになります。阪急の他路線からは垂直方向での乗り換えが可能となります。
十三付近から新大阪方へは、阪急の高架の下は構造的に難しいため、国道176号線の地下を通っていくのでは、と想定しています。
古くから阪急は新大阪への路線計画をしていたため、実は、用地の大部分は取得済みです。いまは駐車場になっています。新幹線との並走区間で地上にでる可能性が高いと思われます。地上を走行するか、高架となるか、こちらも気になるところです。
一部、山陽新幹線の線路拡張により、当初、阪急の線路建設予定場所に、新幹線の橋脚が設置されている場所があります。そのあたりはどのように回避するのか、楽しみです。
阪急新大阪駅が終点となる予定ですが、南海電車が乗り入れしてくることが想定されます。南海電車の場合は、特急のラピートが運行されているため、清掃などで比較的長時間停車する必要が生じてくると思われます。
そのため、阪急新大阪駅は長時間の留置に対応可能な構造で、西側に留置可能な線路が設置される可能性が想定されます。
駅の土地は、30m程度の幅があるので、最大で4線・2面のターミナル駅も設置可能かと思います。南海難波駅の様に「特急用ホーム」ができるかもしれないですね。
なお、淀川は地下で越えていく予定とのことです。また、十三駅付近も地下になる予定です。