【大阪⇔富山 往復2800円節約】「e5489」 WEB早特・eきっぷ・eチケットレス特急券比較 まとめ(2023.4)


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大阪〜富山間 通常料金は?

大阪〜富山間は、特急サンダーバードが大阪~金沢間で3時間40分程度、金沢で北陸新幹線に乗り換えて富山まで20分少しで移動ができます。 以前は富山までサンダーバードが直通していたので、金沢で乗り換えが必要となり、正直、不便になったと感じる人も多いと思います。

片道料金は、指定席利用で片道9,590円(通常期の場合)、自由席利用で8,800円です。

新幹線と乗り換えとなる為、サンダーバードの特急料金が割安になります。

そのうち、乗車券は5,720円です。(距離が短いため、往復割引は適用外です)

 

 

e5489 インターネット予約による割引とは

JR西日本の インターネット予約「e5489」を使用すると、通常よりも安く切符が購入できます。

2023年3月からログインサイトが変更となりました。

<JR西日本 WESTER> https://wester.jr-odekake.net/

なお、2023年3月まではこちらのサイトからログインしていました。変更になっているのでご注意を!

<JRおでかけネット ホームページ> https://www.jr-odekake.net/

 

この「WESTER」は、JR西日本のインターネット予約サービスです。

JR西日本の「e5489」会員になると、特急券などが割引で購入できます。特徴は、「J-WESTカード」というJR西日本のクレジットカードで決済する場合のみ購入できる、高い割引率がある切符が含まれていることです。

そのため、e5489利用するためには、「J-WESTカード」の会員になっておくことがポイントです。

「J-WESTカード」の申込書はJRの駅などに置いてあります。また、インターネットでも申し込みができます。ただしクレジットカードなので、審査等 もあります。また最短でもカード発行まで1週間以上は要しますので、注意が必要です。

北陸方面への出張が多い方にはお勧めのカードです。

 

大阪〜富山間の切符の料金比較

では、JR西日本のe5489を使った場合の切符の料金を比較してみましょう。

大阪〜富山間は非常に複雑です。

大阪〜金沢間は在来線(サンダーバード)、金沢〜富山間は北陸新幹線となり、しかもそれぞれで閑散期・繁忙期の設定が異なっています。

<在来線・新幹線どちらも通常期の日>

※WEB早特7がeきっぷより高額になっています。要注意です。

<在来線・新幹線どちらもどちらも繁忙期の日>

<在来線・北陸新幹線とも閑散期の日>

<在来線・北陸新幹線ともどちらも超繁忙期の日>

※WEB早特が、eきっぷより高額になっています。要注意です。

 

<在来線は閑散期、北陸新幹線は超繁忙期の日>

同じ日に閑散期と超繁忙期という相反する条件が設定されている日です。

若干意味が分かりませんが、そんな日が存在します。

大阪〜富山間の場合はそのような日があるので、注意が必要です。

※WEB早特7が、eきっぷより高額になっています。要注意です。

 

上記では、特急券のみと、特急券+乗車券が混ざっていて少しわかりにくいで整理してみました。

  乗車券 特急券 合計 当日購入 注意事項
通常のきっぷ
(すべて指定席)
5,720円 在来線1,470円
新幹線2,400円
計:3,870円
(通常期)
9,590円
(通常期)
閑散期は-200円
繁忙期は+200円
超繁忙期は+400円
通常のきっぷ
(すべて自由席)
5,720円 在来線1,210円
新幹線1,870円
計:3,080円
8,800円
通常のきっぷ
(在来線指定席
 +新幹線自由席)
5,720円 在来線1,470円
新幹線1,870円
計:3,340円
(通常期)
9,060円
eきっぷ 8,790円 J-WESTカード専用
WEB早特7 8,800円
(通常期)
× 席数限定
(通常期・繁忙期・超繁忙期により加減額があります)
WEB早特14 8,310円
(通常期)
× 席数限定
(通常期・繁忙期・超繁忙期により加減額があります)

太字はe5489画面での表示されている金額です。

うまく予約することでお得になることが分かります。「超繁忙期」の場合は、eきっぷ利用する場合と、普通のきっぷで指定席を利用する場合との価格差が大きくなります。

ただし、それぞれのきっぷには注意事項があります。また「特別企画乗車券」という位置づけとなり、通常のきっぷや特急券とは異なる 条件(予約の変更不可、予約列車・座席以外の利用は自由席含め不可など)がありますのでご注意ください。

(2023/4時点)

大阪〜富山間の注意事項

前述の通りですが、大阪〜富山間では、大阪〜金沢の在来線と金沢〜富山の北陸新幹線に分かれます。

しかも、 閑散期・繁忙期の設定が、在来線と北陸新幹線では異なっています。特に、例えば2023年4月27日のように、在来線は閑散期、北陸新幹線は超繁忙期という相反する設定がされている日があります。

WEB早特は要注意!!

WEB早特の料金には注意してください。eきっぷより高額になっている日があります。

WEB早特は制限が多い切符なので特にご注意ください。

金沢〜富山間は「自由席」という選択もあり

大阪〜富山間の場合、大阪〜金沢の在来線と金沢〜富山の北陸新幹線に分かれます。

金沢〜富山間の北陸新幹線は、20分程度の乗車しかなく、自由席の空き席も多い状態です。

特に、超繁忙期は指定席の料金が大幅にアップするため、本当にこの区間で指定席が必要かどうかは一度検討した方がいいのでは、と思います。

 

eチケットレス特急券・チケットレス特急券の注意事項

eチケットレス特急券・チケットレス特急券は「ご予約された列車・座席以外は、自由席含めご乗車いただけません」

という点にも注意が必要です。これは乗り遅れても自由席が利用できる新幹線のEX-IC、eきっぷ との大きな違いです。

eチケットレス特急券・チケットレス特急券を予約した場合で、乗り遅れそうなときは、事前にネットから列車の変更が必要です。

(何度でも変更可能です)

紙のきっぷの受け取りは不要です。

 

WEB早特の注意事項

WEB早特は、大阪〜北陸〜東京間でのみ発売されている切符です。 

注意点は、発売数が限られていることです。また乗車当日は予約で きず、事前予約しかできません

さらに、「ご予約された列車・座席以外は、自由席含めご乗車いただけません」

という点にも注意が必要です。これは乗り遅れても自由席が利用できる新幹線のEX-IC、eきっぷ との大きな違いです。

予約変更についてもWEB早特 は切符の受け取り関わらず変更できません。

またチケットレスでない場合は紙のきっぷの受け取りの必要があります

 

eきっぷの注意事項

eきっぷは特急券が安くなっています。

なお、クレジット決済と同時に予約となります。予約だけはできません。

乗り遅れた場合、自由席が利用できます。前倒しての乗車もできます。

空席があり、認められた場合は、指定席も使用できます。

なお、紙のきっぷの受け取りの必要があります。予約の変更は受け取り前ならば可能です。

 

50歳以上の人限定でなんと3割引!?

50歳以上の人は、JR西日本ジパング倶楽部に加入(年会費は3770円)することで、「【おとなび(ジパング)会員限定】おとなび割引」が利用できます!

年会費は必要ですが、3割引なので、利用回数が多ければかなりお得になります。

50歳以上の人は是非検討してはいかがでしょうか?

おとなび会員のうち、JR西日本ジパング倶楽部にも入会している会員を対象としたインターネット予約「e5489」または「会員専用ダイヤル」でご購入になれるおトクなきっぷです。

JR西日本線の新幹線(山陽新幹線/のぞみ・みずほ及び北陸新幹線/グランクラス・立席特急券を除く)・特急列車・座席指定の快速列車を含む片道101km以上の片道乗車券と特急券(座席指定券を含む)をセットで発売します。 ※ご利用回数に制限なく基本的に30%割引いたします(ご行程により一部異なります)。

※JR西日本 JRおでかけネット「【おとなび(ジパング)会員限定】おとなび割引」より