【はじめてのナンバープレート交換】運輸支局手続きは?ナンバープレート交換は?(まとめ)


引っ越したのでナンバープレートの交換の手続きをしてみました。お役所的な縦割り手続きのオンパレードですが、同じ場所にまとまっていて、比較的スムーズにできるように工夫されていました。

運輸支局に着いたら・・・

運輸支局(陸運局)に到着しました。これから住所変更に伴ったナンバープレートの交換をします。

たくさん建物があって、どれがどれかさっぱりわからない・・・

 とりあえず、駐車場に停めて、一番近くの建物に入ってみます。

〇〇県自動車会館、〇〇県運輸局〇〇運輸支局、自動車整備工業協同組合、〇〇県自動車整備振興会館・・・

と、いろいろな建物が並んでいます。なんだか行政の縦割り感がガッツリでています。

とりあえず、それらしいビルの窓口で聞いてみます。

窓口では

「普通車(または軽自動車)の住所変更に来ました。ナンバープレート交換ありです。予約ナンバーは申し込んでいます」

・・・という具合に受付窓口で伝えると、必要な書類と、提出先窓口を教えてもらえます。

 

なお、窓口によっては、受付時間が設定されてます。

お昼休みや終了間際は対応できない場合もあるので、時間は余裕をもっていく必要があります。

建物も別々、窓口も別々、人が書類をもって、あっちにいったり、こっちに行ったり・・・します。


住所変更・ナンバープレート変更手続きの流れ・・・

@書類を作成します(運輸局運輸支局 または 〇〇県自動車会館に用紙が置いてあります)

意外とたくさん記載する箇所があります。長いと20分程度記載にかかりますのでご注意を。また印鑑の持参も忘れずに。

●申請書の作成
●自動車税申告書の作成

書類には、郵便番号とは異なる独自の住所コードを記載する欄があり、検索装置やコード表から番号を探す必要があります。

郵便番号で統一すればいいのにね。


A印紙を購入(〇〇県自動車会館)

どんな手続きをする予定かを伝えると、必要な印紙を教えてくれますので、その印紙を購入します。

手数料納付書に印紙を貼り付けます。


B自動車税申告書の提出(〇〇県自動車会館)

●自動車税申告書

ここで自動車税関係の住所変更を行います。

自動車検査証(車検証)や住民票の提示が求められる場合もあります。


C新しい車検証の発行のための申請書・提出物を窓口に提出(運輸局運輸支局)

●申請書
●自動車検査証(車検証)
●手数料納付書(印紙貼り付け)
●自動車保管場所証明書(車庫証明:発行から1か月以内のもの)
●住民票

※提出後、ナンバープレートに関する用紙をもらいます
※車検証発行には30分程度を要します


Dナンバープレートの返却 (自動車整備工業協同組合)

ナンバープレートは、別途、「自動車整備工業協同組合」という所が対応をしています。

●ナンバープレートに関する用紙

ナンバープレートを返却すると、「ナンバープレートに関する用紙」にスタンプを押してもらえます。

なお、希望ナンバーの場合、2次元バーコード(または到着したメールの印刷)を持参して提示します。


E新しい車検証を受領(運輸局運輸支局)

・ナンバー返却時にスタンプを押してもらった書類を提出します。
・新しい車検証をもらいます。


F新しいナンバープレートの受領(自動車整備工業協同組合)

・新しい車検証を提示して、新しいナンバープレートを受領します。

・ナンバープレートの取り付けのためのドライバーも借りることができます。

・取り付けネジもついています。ちょっとおしゃれなネジを売っていたりもします。


G新しいナンバープレートの取り付け(封印場)

・自分でナンバープレートを取り付けます。


H封印場で封印(封印場)

・普通自動車の場合、後ろのナンバープレートの左側に封印が必要です。

・封印場というところに車を移動します。

・封印を行うスタッフが封印場に居るので(もしくは待機場にいる)声をかけて封印をしてもらいます。

・その際、書類等の確認があります。


IETCの登録変更(〇〇県自動車整備振興会館)

・ナンバープレートが変わった場合、ETCの登録変更も必要です。

 今回は隣接した建物の「〇〇県自動車整備振興会館」で実施できるとの事で、実施してもらいました。

(費用は2000円程度でした)

以上で完了です!


ナンバープレートを外すのだ

ナンバープレートはドライバー一本で自分で外せます。

封印場の近くまで車を移動させて、ナンバープレートを外すのが良いでしょう。

今回、ナンバープレートを外すのに必要なドライバーは、自動車整備工業協同組合で貸してくれました。

普通自動車は後ろのナンバープレートに封印が1箇所されています。

 

ドライバーを突っ込んで、めきっとはがします。

封印を外すと、中にネジが見えるので、ドライバーで外します。

ナンバープレートを外すと、公道は走れなくなるので、ご注意を。

その後、古いナンバーを返却します。(自動車整備工業協同組合に持って行きます)

ナンバープレート返却に関する用紙も提示し、返却済みのスタンプをおしてもらいます。


ナンバープレートの取り付けて封印!

新しいナンバープレートの取り付けも自分で行います。

ドライバーで簡単に取り付けられます。

ナンバーを取り付けた後、普通車の場合「封印」が必要となります。

封印は、封印場という所で行います。封印所周辺には、専門の封印スタッフが居るので、声を掛けます。

「封印場」って、ゲームとかで出てきそう・・・。

封印できる場所には、このような表示があります。

封印する場所は、後ろのナンバーの左側となります。


ETCの登録変更

ナンバープレートが変わると、ETCの登録も変更する必要があります。

今回は隣接した建物の「〇〇県自動車整備振興会館」で実施できるとの事で、実施してもらいました。

登録変更の為だけに、ディーラーなどへ行くのも面倒なので、ついでに実施しておいた方が良いです。

実施時間は10分程度です。費用は2000円程度。ちょっと安い印象を受けました。


まとめ

今回は、延べ1.5時間程度、手続きに要しました。お昼休みは対応しない窓口もあるので、午前の場合はできるだけ早め、午後の場合は午後1時を狙っていく方が良いでしょう。

実際に各都道府県の運輸支局によっては、今回のケースとは異なっている場合があると思いますので、あくまでも一例としてご理解ください。

自動車の住所変更は、一元的に対応はできず、運輸支局での手続きまでに、別途それぞれ(役所・警察署・ 全国自動車標板協議会)に申請などの準備が必要です。平日の日中帯での対応が必要な手続きもあるため、平日お勤めのサラリーマンはご注意を。また計1万円程度の出費があります。

将来・・・、引っ越してもナンバープレートは変更不要、住所変更の手続きのみで一元化できる時代が来ればよいのでは・・・と願っております。

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