住宅には換気の規定があり、夏でも冬でも関係なく24時間換気が推奨されているお宅も多いと思います。
我が家も24時間換気が必要なのですが、冬場は温まった空気が外に出てしまい、暖房が非効率です。
かと言って、換気扇(パイプファン)のファンの電源をOFFにすると、外から冷たい風が入り込んできて、逆に寒い状態。
冬場は換気扇(パイプファン)を止めて、ファンの部分にカバーをつけるなどいろいろ試行してみたものの、いまいちだったので、パイプファン自体を「逆流防止シャッター」が付いたタイプに交換して みました。
とはいえ、簡単に交換できるんだろうか・・・。
とりあえず、今ついているパイプファンの型番を確認。「Panasonic換気扇 FY-08PDX9SD」と書かれています。
これは直径10センチのパイプに対応した8センチのプロペラファンとのこと。もちろんシャッターなどの機構はありません。
直径10センチのタイプに対応しており、空気の逆流を防止するシャッターがついているタイプ が市販していないか・・・と、いうことで、ネットで調べると、同じメーカー・同じ直径10センチのタイプに対応していて、逆流を防止する シャッターがついているタイプを発見しました。
Panasonic FY-08PDE9Dという型番のパイプファン。
早速、Panasonic FY-08PDE9DをAmazonでぽちっと購入してみました。
価格は4000〜5000円程度です。
数日で到着!
開けてみるとこんな感じ。
ちょっと厚め。
こんな感じのシャッターが付いています。電源のON/OFFに連動して、電動でシャッターが開閉するとのこと。
裏面はこんな感じです。説明書を見ながら進めていきます。
現状ついている換気扇(パイプファン)を取り外します。プラスチックのカバーを外します。
パイプファンの電源を切ると、逆流した風が勢いよく入ってきました・・・。
ねじは2か所で止まっています。引っ張り出すと電源ケーブルがつながっています。
パイプは壁からそのまま外につながっているので、ファンを外すと寒い風が家の中へと入ってきます。
外し方は、説明書の隅っこにありました。白い部分をドライバーなどで押しながら引っ張ると電源ケーブルが抜けます。
100Vの電源ケーブルがむき出しで刺さっています。電源が入っていないことを念入りに確認して抜きます。
とりはずしたパイプファンを横に並べてみました。
左がシャッターつき、右がノーマルのものです。シャッター有りの方が分厚いです。
シャッター無しのタイプはこちら
シャッター有りのタイプ(Panasonic FY-08PDE9D)のプラスチックカバです。
新しいパイプファンのねじ止めの場所は従来のものと全く同じでした。
電源ケーブルの接続部分の形状も同じでした。
電源ケーブルは、強く奥まで押し込みます。電線がむき出しなので、それぞれの線が触れるとショートしますので、作業の時は、くれぐれも通電していない状態 であることを確認してください。
ケーブルをしっかり奥まで入れて、引っ張って抜けないことを確認します。
そして、ねじを締めて、動作試験を行い、完成です!
シャッターが開いている時は、こんな感じです。
電源を入れると「カシャ」っというシャッターの開く音が、電源を切ると同じく「カシャ」っというシャッターが閉じる音がします。
これで風が逆流してくることもなく、快適になりました。
<おまけ>
ちなみに、これまでは、こんなカバーを作って風が入らないようにしていました。あんまり効果なし。
〜おしまい〜