結論から言って、相当大変です。これからDIYでやろうという人にはお勧めできません。
・地面を均す
・材料を買う(木・セメント・砂・砂利・ワイヤーメッシュ)
・木枠を作る、設置
・コンクリートを練る
・流し込み・表面均し
コンクリートの材料は、セメントと砂とバラス(砂利)、ワイヤーメッシュ(鉄筋)
比率はセメント1、砂2、砂利3 ぐらいな感じです。
そして、駐車場なので車を乗せるので、強度がいるため、鉄筋も買います。
これは、駐車場を複数の島に分けることで、乾燥時のひび割れ防止と、雨水の通路を確保可能とします。
コンクリートの島と島の間は、おおむね10センチ程度開けます。
この間のスペースは、「玉竜(リュウノヒゲ)」を植えたり、白石・黒石で埋めたりすることで、雰囲気が良くなります。
木枠設置中。ワイヤーメッシュ(鉄筋)は、ちょうどコンクリートの真ん中に来るように設置します。
ちゃんと水平をとって設置します。また、雨水の流れ方向への傾斜も注意が必要です。
―――――――――――――― コンクリート上面
+++++++++++++ (ワイヤーメッシュ)
―――――――――――――― 地面
と、いっても、中間にうまくワイヤーメッシュを置くことは難しいので、小石などでワイヤーメッシュを少し浮くように設置します。
セメントは、大量に早く練る為、船は使わず、べニア板で練ります。しかし、いくら練っても終わらない。
肝心の鉄筋を置いたところの写真はないのですが・・・
とりあえず1日で1面完成。
練って練って・・・セメントと砂と砂利を買って・・・買って・・・練って練って・・・
ついに塗り終わりました。コンクリートの厚みは10センチ程度です。
しかし、大人4人がかりでもグッタリ。丸2日かかりました。。。。その後、数日間、筋肉痛になりました。
1週間以上乾かして、木枠を外します。
木枠を外すと、どうしても角は割れやすいので、セメントで補修します。
そして、玉竜(リュウノヒゲ)を買ってきて、間に入れてみました。
溝なので車のタイヤにも踏まれず、ちょうど雨水がこの溝に入るので、玉竜も良く育ちます。
車1台が停められる駐車場を自分たちの手で作ろうとすると、とにかく大変。
駐車場で使用するコンクリートの量は、車一台分でもかなりの量です。
重機なしで地面を均すことだけでも大変。そして、資材の量も膨大で、コンクリートをこねるだけで一苦労。
コンクリートミキサー車に来てもらって、コンクリートを注入してもらうことだけでも、大幅に楽になります。(約10万円程度です)
なお、すべて自力で材料を購入して作った場合、コンクリートの材料費で約5〜6万円程度となります。
稼働費を考えると、頼めることは頼んだ方が良いかもしれません。
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なお、工事を外注した場合、駐車場のテラス(カーポート)と土間コンクリートをセットにすることで、比較的リーズナブルになると思います。
おおむね、カーポート工事20万円程度、土間コンクリート打ち20万円、合計40万円。セットで値切り交渉で30万円程度。
見積もりを依頼するといろいろな金額が載ってくると思いますが、「カーポートとコンクリート土間のセットで30万円」を一つの目安として、ネット対応の庭園会社などと交渉してみるのはいかがでしょう?
〜おしまい〜