【自作パソコンテーブル】パソコンに最適な高さのパソコンデスクをつくってみた


はじめに

色々な机が売っていますが、案外と自分のほしいサイズのものが見つからない時があります。横幅が気に入れば、奥行きが気に入らなかったり・・・というわけで、自分で用途にあったサイズで作ってみました。

パソコンデスクと普通の机の違い

パソコンデスクは、作業を行うため、通常の机とは違う点があります。

@天板は低くします

パソコンデスクの場合、キーボードの高さを考慮する必要があります。

天板の高さは、天板面で床から65〜70センチの高さが一般的です。(大人向けの場合)

通常、テーブルの天板は床から約70センチなので、少し低い感じの机になります。

(そのため、市販の机をパソコン用に利用すると、少し高さが高く感じ、肩が凝ります)

なお、椅子の高さは、概ね42〜44cm程度が多いです。

今回は天板の高さが70センチになるように作ってみましたが、少し高い感じがしました。

経験的に67センチ位が良いのでは、と思います。

なお、1センチ違うだけでも使用感が異なるため、天板の厚みを忘れないように計算をしてください。

パソコンデスク・椅子の最適な高さとは

A奥行は最低でも40センチ、できれば60センチ

奥行きはノートパソコンを使用する場合、40センチ以上は確保しましょう。

背面にケーブルが接続したり、USB機器がつながる場合があります。

奥行きが不足すると画面との距離が近くなりすぎて、視力が低下する恐れもあります。

できれば60センチ以上確保したいですね。

B幅は91センチを目安

なんて中途半端・・・と思われるかもしれませんが、ホームセンターなどで購入できる木材の長さは、基本的に91センチメートルのn倍した長さとなります。(0.5倍、1.5倍、2倍)

91センチは日本の基準的な建築のモジュールなのです。(「尺モジュール」といいます。3尺が91センチなのです。この時代でも尺という単位が使われているということに驚きですね)

と、いうことで、切断作業を軽減するためにも、幅を91センチ(もしくはその倍数)で揃えるというのが手です。

 

用意するもの

材料  

・ねじ     大4本  小28本

・ボンド  適量

・L字金具  大2個  小4個

・木材

 

・91センチ×40センチ 厚さ約2センチの集成材です。(60センチの幅でも設置できるのならば、60センチをおすすめ)

・電動工具

ホームセンターで2000円ぐらいで売っています。

つくりかた

1.まず完成のイメージに仮組みします

あらかじめホームセンターでカットしておきましょう。

数十円でカットしてもらえる場合があります。自分で工具を借りてカットすることもできますが、自信のない人は、お店の人にお願いしてカットしてもらいましょう。

足の長さは、横方向の木材の厚さを考慮する必要があります。  

2.木ねじで止める前に、ボンドで仮止めをします。

ボンドを使用することで、ねじだけで固定するよりも、格段に安定性が変わります。

ただし、ボンドを使用すると、分解や解体は不可能となります。

3.穴あけ

電動工具でねじをいきなり取り付けると、木が割れてしまう可能性があるので、まずはドリルで穴をあけておく。

4.ねじ

ドリルで穴をあけたところに、ねじをいれて止めます。

5.L字金具

足の安定性の確保のために、L字金具を使用することをお勧めします。

机の天板の部分にねじがでないように、ねじの長さに気を付けましょう。

6.できあがり

そんなこんなで完成です。

今回は、安定を確保するために奥の足に本をつなぐ木を横方向に付けました。

安定させるためには、各足同士を木材でつなぐと良いです。

(写真では奥の足同士を板で固定しています)

床に傷をつけないためにも、足にゴム足などをつけると、床を傷つけず、安定性も向上します。

奥の壁に当たる場所には、100円ショップで売っているクッションシールなどをつけるとよいでしょう。

まとめ

2時間くらいで完成しました。

作る前はなかなか難しいと思っていましたが、時間もかからず、スムーズにできました。

色々作ってみたくなりました。

 

〜おしまい〜

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