奈良県は大阪のベットタウンで、多くの通勤客が奈良から大阪へと通勤しています。
近鉄五位堂駅は、難波や大阪環状線の駅から20〜30分程度で行くことができるので、大阪への通勤客が多く、近鉄では比較的多い25000人を上回る乗降者数があ る駅です。
五位堂駅がカバーする住宅エリアは広く、離れているため自家用車で駅へ送迎する車が多い状態です。
そのため、バス専用スペースに乗用車が停車してバスが到着できない、一般車の停車でバスが発車できないという事態が発生しています。
朝・夕の五位堂駅駅前は、バスと自家用車が入り乱れたカオスな状態となっています。
この原因はいくつかあります。
通常、混雑する駅ターミナルのバス停付近は、一般車とバス・タクシーは分離されていますが、なんと、五位堂駅の駅前はごっちゃに進入する構造になっています。そのため、バスと自家用車が一緒にターミナルに入り、一般の送迎者が滞留し、バスが到着や発車できないなど、支障がでいます 。
一般車が待機できる場所がわずかしかないという状況のため、溢れた送迎の自家用車がバスターミナル内の道路に滞留して動かないという状況が発生しています。
また一般車の駐車スペースがカーブになっており、2重駐車が当たり前のようになっています。
何年もこの状態は改善されていません。
バスと自家用車動線を分離し、バス下車場所を移動させることで問題解消を提案します。
提案:一般車とバス車線を分離&バス下車場所を変更
※赤色があふれている自家用車
・自家用車をバスターミナルエリアに入れさせないように導線を分離し、バスの円滑な運行を可能とさせる。
・タクシー駐車スペースは空いている状態であり、そのスペースを利用する。
・一般車の駐車スペースを増加させ、バスの円滑な運行を可能とさせる。
・車が入り乱れてている危険な2車線部分を1車線として整理する。(ターミナル内に2車線があることが余計に危ない状態となっています)
案2としては、現状に大きく手を入れない対策を示します。案1よりもは効果は下がると思いますが、費用はあまり生じないでしょう。
<左>現状:バスと一般車が一緒に進む <右>提案:バス下車場所を変更
※赤色があふれている自家用車
これで五位堂駅前がカオスな状態になる問題が解決できればいいですね。